ガゴメ昆布やもずくなどの海藻類にはフコイダンが豊富に含まれていますが、食事から摂れる量には限りがあります。とは言っても、ミネラルが豊富で、カロリーも少なく、整腸作用に優れた海藻類を日々の食事に取り入れるのは、日々の健康維持に大切なことです。
ここでは、食事からフコイダンを摂る方法として、海藻を使ったおすすめ料理を紹介します。
北海道の郷土料理です。「松前」の名前がついているとおり、発祥は松前藩(現在の北海道松前郡松前町)にあります。
松前漬けといえば数の子は欠かせませんが、その昔、ニシンが大漁だった頃、余った物を昆布とスルメと併せて保存したというのがそもそもの始まりだとか。現在ではニシンの漁獲高の減少により、昆布やスルメの割合が増えているのだそうです。
市販もされていますが、家庭で漬けることももちろん可能です。
この松前漬けの発祥地とガゴメ昆布の生息地帯は重なっているため、松前漬けに使用される昆布も地元ではガゴメ昆布が主流です。もともとガゴメ昆布は、だし汁を取るには粘り気があるために適していませんでした。最近はフコイダンが豊富なことから一躍脚光を浴びていますが、一昔前までは、だし昆布としての商品価値がない、地元で松前漬けなどに使われる他に用途のない昆布だったのです。
乾燥したままのスルメと、ふきんなどで表面をきれいにした昆布を、ハサミを使って2~3ミリ程度の細切りにします。数の子は小さく切っておいてください。
ニンジン、ショウガは千切りにします。
上記の材料に、醤油、酒、みりんを鍋で一旦煮立ててから冷ました調味汁をかけます。
唐辛子を混ぜたら、1週間冷蔵庫で保存してください。
昆布は普通の昆布でもかまいませんが、ガゴメ昆布を使用している松前漬けは、粘りが多くさらにおいしくできあがります。